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平和ボケした僕らのための日録。30代・既婚者・ベース・機材・バンド・ラジオ

【ネタバレ有り】20171103 THE BACK HORN@マニアックヘブンツアーVol.11 名古屋公演

またまたTHE BACK HORNのライブに行ってきたの巻。前回はベスト盤リリースライブだったが、今回は、その真逆。ファンのみぞ知るマニアックな曲たちのみを集めて披露するライブ、マニアックヘブンに行ってきました。珍しく名古屋が初日!地元民としてはとても嬉しい。会場は今池BOTTOM LINEは結構老舗のライブハウスで、バックホーンがここでワンマンライブをやるのは初らしい。(前回はlocofrankのゲストだったような)

初日なので、タイトルにも書きましたがネタバレしかありません。ここから先は気をつけて。

会場に着くと早速マニアックヘブンマスコットキャラクター・マニアッくんがお出迎え。とうとう着ぐるみになったんですね。

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絶妙なゆるさ…。

物販では、マニアックコインチョコとTシャツを買いました。Tシャツは衝動買い。普通の白Tシャツではなかったので、つい…。決闘披露宴とか、暁のファンファーレツアーTみたいなやつ。(ファッションに詳しくないから全く表現が分からん)

 

続いてギャラリー。

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ここだけ撮影OKでしたので、前の列の人を撮りがてら撮っていただきました。俺はピラミッドポーズ。

1998→2017までの曲名をメンバーが筆書きしたものをフラッグ?暖簾?にしたものとかが飾られていた。字にそれぞれの個性が出て面白い。

CDジャケット原画とかも何回見ても飽きない。またメンバーの作品をCDジャケットにして欲しいなぁ。個人的に好きなのは、シングル「未来」かな。美しいから。今回は飾られてなくて残念。

ギャラリーとバーカウンターが混在してて、結構混み合ってた。構造上仕方ない。

開場して、会場内にてマニドリンクをいただく。

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左松田作・ホログラム、右山田作・何処へ行く。両者ともアルコール。ホログラムはハチミツの風味が遠くでしたけど、なんのお酒かは分からず。何処へ行くは明らかに芋焼酎の味がした。それ以外は分からず。

 

 オリジナルのSEにてメンバーの登場。SEは2部構成のもので前半は加工した音声で「マニアックヘブンへヨウコソ… ミナサマ…サイゴマデオタノシミクダサイ…」みたいな感じ。後半は銃声混じりのアジト感のある音楽で、栄純が忍者のように登場し、ギターを銃に見立て観客を撃ってた。光舟にも撃ってて、光舟は撃ち返してた。

そこからのハッピーエンドに憧れて。ジャジーなドラムのカウントだけで歓声が上がるのがマニアックヘブンの特徴。以前マツがやってた「渋谷のラジオ」でメールアドレスを送った際に"ハッピーエンドに憧れてをまたライブで観られるのを楽しみにしています。"と送ったからやってくれたのだろう、そう信じよう。キーは1音下げてるのかな。半音下げ機材を使用。マニヘブはこういうキーを下げてでもやってくれる曲が多いのも特徴。

そして、証明。ま・さ・か、である。太陽の中の生活ツアー以来じゃないか??イントロのベースは、ブリッジミュートしながらピック弾きのフォームだった。ピックは使わず、おそらく爪弾き。なかなかレアである。他の曲でいうと赤眼の路上でやるくらい。会場もゆらゆらとノリノリと熱が上がっていた。

間髪入れず、真冬の光。あぁ、これも10年振りくらいに観るんじゃねぇか、ってレベル。Dメロの「アァー」っていうコーラスが良かった。この曲はタンバリンも使ってて、ハイハットの左上に設置されているのも確認できた。

異国の空。前回マニヘブで名古屋に来てくれた時にもやってたし、B面ツアーの時もやってた気がする。将司がギターを持ってイントロのアルペジオ、1サビ後のギターソロを弾いたりしてた。この時は、赤いテレキャスター

白い日記帳。フロアタムのフレーズが1小節叩いただけで、歓声が上がり観客は縦ノリに。これも以前のマニヘブ名古屋のとかにやってて、懐かしさすらあった。

新世界。実は物販並んでる時にリハの音が聴こえてたけど、これも最高だよね。凝った曲構成(マツによるラップ、光舟の口笛ソロ)がマニヘブらしさをさらに引き立てる。マツの声がすげー通っててテンション上がった。ベスト盤の投票はしなかったけど、かなり個人的に好きな曲。すごく嬉しかった。将司は赤テレキャス

楽器隊3人が目を合わせ、少ない音数で勝負するようなセッション。ここですでに歓声が上がってたが、ハイハットのカウントからの怪しき雲行き。そりゃテンション上がるわ。テンポもやたら変わるし、こんなに変な曲でモッシュが起こるバンドもなかなかいないと思う。

光舟がフレットレスに持ち替えて、ミスターワールド。ライブで聴けるのは初めてだ。フリーダムに演奏していた栄純が印象的だった。この頃の曲ってコード進行が全然教科書通りじゃなくて、だけど歌メロはキャッチーっていう謎すぎるパワーがあるんだよな。バックホーンが、20年続けられた理由がよく分かる気がする。アウトロの延長セッションが激アツだった。このままカラビンカとかやったら面白そうだなぁ〜っと思った。

が、その期待を超えてきたのは、運命複雑骨折!それまでは後ろの方で観てたんだけど、マツのドラムフレーズを聴いた瞬間、モッシュピットにいた!サビのベース鬼フレーズを間近で見られて感動。特にラストサビは全観客でスタンディングオベーションしなければいけないレベル。

負うべき傷。キーを下げてるのか、ハイフレットのフレーズがあるからか光舟は5号機を使用。レコ発ツアー以来に見られてすごく良かった。

ガーデン。ベースは去年の銀河遊牧会があってからか、フレットレスを使用。キーは半音下げだったかな。将司は黒ストラトを使用。

砂の旅人もライブで観られるのは初だな。1番はスネアのスナッピー外してタムと組み合わせてコントラバス風に(スティックも先端に布の玉がついてるやつ使ってた)、ベースはハーモニクスのみという独特な演奏。今のバンドでこんなに生の楽器でアレンジ利かすバンドも珍しいよな。

そこからの旅人。旅人続き。ヘッチルツアーの頃はまだライブに行ったことなかったからここで観れて感激。それにしてもヘッチル期の贔屓がすごいな。

青空。キーは半音下げ。だけど、終盤にこの叫ぶような歌をやるのは激アツ。ちなみにベースラインに注目すると、旅人、青空と3.3.2奏法(1小節の8分音符を3.3.2.に分ける光舟得意の8ビートフレーズ)を駆使している曲が続いている。

イカロスの空。ここでまだぶっ込んでくるかーー!!!って感じ。これも半音下げにしてた。できれば次回は木琴ソロも頼む…。ていうか、普通のライブのレギュラー入りしてほしい。

共鳴。KYO-MEIライブで久しく聴いていないのに、マニヘブで聴けちゃうというね。間奏のジャジャッ、ジャジャッってところに「オイ!」を入れて、ジャジャ「オイ!」ジャジャ「オイ!」みたいなコールアンドレスポンス的なやり取りがアツかった。将司が客をガンガン煽ってた。 因みにこの曲も半音下げてた。

メンバーが一旦捌ける。会場からは鳴り止まない拍手。途中、「マニアック!マニアック!」という掛け声が聞こえてきましたが、、流行りませんでしたね。そりゃそうだ。

アンコール。まだライブでやっていないというので、夏の残像。結構泣きそうになるやつ。光舟はフレットレス。結構和音使いまくり、モタっとしたベースラインが独特なグルーヴ出してる。将司はアコギ持ってた。

天気予報。マツがボーカル、栄純がベース、光舟がギター、将司がドラムボーカルの変則編成。2番の「幸せになってくれなんて嘘だ〜!」のところで歓声が上がったのは言うまでもない。光舟がギターを背負う時にストラップが汗臭くないか嗅いでた。

「もう終わっちまうぞ〜」といいつつ始まったのはピンクソーダ。マニヘブといえばやっぱりこの曲だよね。モッシュピットはすごく縦ノリだった。

さらば、あの日。この曲は欠かせないよね…。ラスサビ前のBメロでは将司がマイクを客に向けて歌わせるというシーンも見せた。

 

あー、すごく名残惜しい。あっという間に終わってしまった。もうあと5曲くらい聴きたかった。

セットリストについてなんだけど、夏の残像以外の曲は全部キャリア前半10年の曲で固定されていた。10月に発売されたベスト盤Disc2の選曲に合わせてるのかな?なんて思った。

他の公演も行きたいなぁと思わせる1日でした。でも、今年はこれがバックホーン納めです。また、来年の活動も楽しみ。シェルター招待ライブ当たれ〜!

 

最後にMC抜粋とセットリストです。

  • 松田「("マニアック"とはをなにか突き詰めるがあまり)一回脳裏を過ぎったのが、機材を全部搬入して片付けて帰るだけっていう」
  • 山田「(自身作成の)ドリンクは一旦美味しいのが作れるのよ、そのあと、マニアックさを探求して…いいんだよ、俺の立ち位置はアレで…。分かってんだ…。」
  • マニヘブギャラリーでジャケットの原画があってっていう話のくだりで、栄純がスマホとかだと画像をズームしても"ザラザラ〜ってなる"みたいな表現してたけど、画質荒くなるって表現は世間的にはザラザラなの?月曜から夜ふかしでもディレクターが"ザラザラ"って表現してた。

 

2017.11.3 THE BACK HORN マニアックヘブンツアー vol.11 @名古屋BOTTOM LINE セットリスト
1.ハッピーエンドに憧れて
2.証明
3.真冬の光
4.異国の空
5.白い日記帳
6.新世界
7.怪しき雲ゆき
8.ミスターワールド
9.運命複雑骨折

10.負うべき傷
11.ガーデン
12.砂の旅人
13.旅人
14.青空
15.イカロスの空
16.共鳴

En1.夏の残像
En2.天気予報
En3.ピンクソーダ
En4.さらば、あの日

 

以上、今年最後のバックホーンライブレポでした〜。

20171021 THE BACK HORN @日比谷野外音楽堂

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6年ぶりに野音に行ってきた。前回は第二回の夕焼け目撃者。今回はぼっち参戦ではなく、関東勤務している友人を2人呼んだみた。1人は暁のファンファーレツアー以来、もう1人は前のベスト盤リリースツアー以来という感じ。10年ぶりくらい。マツがたまにラジオとかで言う「少し僕らと離れてた人」の部類にあたるかな。パルス以降の音源は聴いてない様子。ちなみに彼のジンクスで1番好きな「幾千光年の孤独」をライブで聴けない、行かない時に限ってやってるみたいなものがあったが、今日もその例によって聴けず。残念。

2人とも学生時代に一緒にバンドやってたメンバーで、当時から地元にバンドが来たらみんなで観に行ってた。

あいにくの雨模様(メンバーがやれ雨男だなんだのくだりは野暮なので割愛)だったが、開演時刻には小雨になってて、着込んだ雨具のフードは必要ない場面もあった。霧雨みたいな感じでそれがまた一つの演出とも感じられた。第三回夕焼け目撃者と銘打った割に夕焼けは見られなかったが、それはどうでもよい。

 

開演、いつものSEでメンバーが登場。床が雨で滑りやすいからか、栄純は頭をぶん回してハイテンションな登場ではなかった。

1曲目、閉ざされた世界。こう来たか、と息を飲んだ。野音=レクイエムの法則崩れる。だけど、オープニングナンバーにはもってこいだ。

そしてシリウス。前回の野音は東北の震災後の7月だったので、その時にはまだリリースされていなかった。その時の思いを汲んで今回のセットリストに入れたのだろうか、そう勝手に勘繰っていた。

声。やっと友人が分かる曲が来た、と内心ホッとした。ベスト盤の投票にもランクインした今やライブの定番曲。Aメロのベースラインアレンジがここ数ヶ月で変化した。

 

ひょうひょうと。これも投票でベスト盤入りを果たした曲。逆になぜ前回のベスト盤に入らなかったのか、と言う声が上がるほどの人気曲。サビのシャウトがガンガン出てるので、すごく嬉しかった。ここ数ヶ月の将司の声はものすごく調子がいい。

晩秋。個人的には、やっと聴けた…と言う嬉しさしかなかった。前回は初めて観に行った時で、その時はまだ全曲覚えていなかったから。ベスト盤に入ったからにはマニヘブではやれなくなるし、もっとライブでやって欲しい。2Aメロで光舟が手拍子の煽りをしていて珍しいな、もっとやってくれって思った。何かの拍子に栄純が後ろに仰け反って寝ながら弾く昔ながらの姿にもグッときた。

 ベースオクターバーを効かしたセッションからのコワレモノ。「自分自身じゃなにもできませんが"何か?"」が口語的な歌い方だったり、「"野音"辺りで酩酊状態で〜」とファンをニヤリとさせる歌い方が良かった。

将司がギターを持っての扉。これもすごく嬉しい。僕らが初めてTHE BACK HORNのアルバムを聴いたのがヘッドフォンチルドレンだからね。3人とも声をあげた。ここ数年ファルセットを自粛していたのか、もうオリジナル通りには聴けないのかな、とか思ってた。栄純がハモリで補助するように。でも今回はサビのファルセットも果敢にチャレンジしてて、グッときた。ラストサビのベースラインはいつ聴いてもたまらない。

アカイヤミ。今回のライブで唯一のベスト盤未収録曲。イントロ前のセッションでは、光舟がエレハモのトーキングマシーン(オートワウ)とマツはパッドを使ったフレーズを駆使してた。第1回のアカイヤミ前のセッションが年月を経てパワーアップした。機材面で。バックホーンはこういう曲間の演出で毎回ドキドキさせてくれる。好き。

間髪入れずに罠。友人も思わず拳を上げてた。発売以来よくぞここまで歌い続けてこれた曲だなぁとしみじみ。

 

その先へ。ここでやっと光舟は5号機を使用。やるとしたら序盤だろうなぁと思ってたのでびっくりした。2Aメロのベースがグイグイ出るところは光舟もステージ前へ前へと。そして、MVのように大サビの天を指差すところも再現。めちゃくちゃかっこよかった。

将司が黒いストラトを持って、まさか、、とは思ったが枝。アルバム"THE BACK HORN"リリースツアーの時と同じギターを使っている。キーは半音下げてた。まぁ無理もないよね。Dメロの超エモいところにはグッときた。

そこからの美しい名前。発売当初はうーん、と思っていたアルバム"THE BACK HORN"もこの流れで聴くと名盤だったのかもしれない、と思った。霧雨の状況も相まってこの流れ・演出はズルい。完全に天候を味方にしていた。

あなたが待ってる。宇多田ヒカル共同制作・プロデュースであるこの曲は本当に栄純が大切にしているんだな、って宇多田ヒカルのコーラスパートを歌ってる姿を見て思った。友人もこの曲良いねと褒めてた。

 

覚醒。「僕らはいつだって一人じゃない ここにいるよ」というフレーズは当時10周年を迎えた彼らが出した一つの答えだ。どんな時もファンのみんながいてくれるからステージに上がれる。いつだって待っているから。と、闇をくぐり抜けた彼らだからこそ言い切れる歌である。前回の夕焼け目撃者でも披露されたけど、この曲をライブで聴くと泣きそうになる。

孤独を繋いで。今度は20周年を迎えるにあたっての彼らがさらにメッセージを強めた楽曲だ。将司がこの曲を作詞曲したのもデカい。強いメッセージを打ち出すボーカリストの覚悟がこの曲にはある、と思っている。イントロやDメロの「オーオー」も会場中に響き渡った。まさに繋がったな、と。覚醒からこの曲への流れもズルい。

そしてコバルトブルー。もはや欠かすことのできない超ド定番曲ではあるがここ数年でさらに力を強めてきた。毎回グッときてしまう。刹那的な命を歌ったこの曲は、会場を一つにする力が10年前に比べて、特に震災以降で強くなったと思う。彼らがライブバンドである所以の一つがこの曲に詰まってることに違いないと思う。

本編最後はシンフォニア。震災を経て製作されたリヴスコールのリード曲で、「帰る場所はここにあるから何処へでも飛んでいけよ」と歌うようにまた、ライブに来て力をもらってくれ、逆に力をくれとひしひしと感じる。僕がバックホーンのライブに行くことをやめられない理由がこの曲にある。

 

本編が終わって、いやーあの曲たまらんかった〜みたいな話をしていると3人でよく観に行った時のことを思い出した。10年ぶりだったけど、関係性も含め今もあの時の気持ちのままなのかな、と思った。来てよかった。誘ってよかった。

 

アンコール、何処へ行く。CDの帯には、"何処へ行くバックホーン"なんて言われていたが、ここからは明るいな未来へ進むのだと思う。そして、僕らをそこへ導いてくれるのだと思う。

グローリア。最新曲でありながら、コーラスを求めマイクを客席に向ける将司。この光景はなかなか10年前には想像できなかったなぁ、とここでもしみじみ。この曲は栄純作詞曲で、With you〜孤独を繋いでのカップリングで描かれた青春3部作(勝手に呼ばせてもらっている)の延長にある曲だと解釈している。まさに20周年を迎えた栄光を象徴していると思った。

刃。全員アウトロのコーラスを熱唱。大団円を迎えた。

 

全員楽器を置き、ステージの前へ出るが将司が「なんか、名残惜しいなぁ…もう一曲やっていいか!?」と言い放ち、会場も大盛り上がり。このパターンはすごく珍しいなあ。確かにみんなそう思っていただろうし、僕もそう思っていた。栄純は「それだよー!」と言わんばかりに将司と肩を組んでいた。

無限の荒野。僕ら的にも思い出深い曲だったから本当に嬉しかった。突然決まったのかどうかは分からないけど、この曲が断然優勝でした。会場の盛り上がりもすごかった。ちなみに再録ヴァージョンのフレーズは弾いていなかった気がする。そういう意味では本当に突然決めたのかもしれない。ステージを縦横無尽にカニ歩きする栄純がコミカル。そして、コーラスマイクをかじりつく栄純と、コーラスマイクをステージの最前に持っていきコーラスをする光舟の対比が面白かった。

 

MCを抜粋すると、確かこんな感じ。

マツ「(雨予報でありながら本番は霧雨程度になったため)天候にも恵まれたので、今日は伝説のライブになります」

光舟「自分で言っちゃったよ!」

マツ「でもなるでしょう!」

〜終盤〜

マツ「今日のライブは伝説になりましたよね!!」

会場「イエエーーーイ」

 

栄純「(バックドロップの説明)野音はなんか、妖怪がいるようなイメージがあるんだよね」

将司「自然の中にある感じが?」

栄純「そう、夜に家の2階の窓から抜け出すあのドキドキする感じとか…まぁ俺の実家は平家だったけど」

光舟「イメージから作ったな」

栄純「でも、ここにもいっぱい陽気な妖怪たちがいるじゃないか(雨具を着た客を指し)」

 

 マツ「ベスト盤を出すにあたってインタビューを多く受ける機会がありましたが、昔は山中湖で曲作りをして、ひたすら時計を見て飯にならないかなぁと冴えないアルペジオが生まれるのを見たり、人生ゲームをやったりしたことを思い出しました。」

将司「もうなんか文字通り人生を表してたよね。マツは大金持ちになったり、俺はダメダメな人生になったり…(会場笑い)…なんで笑うのさ。笑」

 

あとは、将司がいいこと言ってたけど、忘れちゃった。ちなみに友人曰く、丸くなったなぁと。以前、将司はあんなに喋らなかったし、昔はもっと緊張感あったと。でも、今が悪いわけではないし初期の曲たちは変わらないパワーがあったし、将司の「また会おうぜー!」に拳上げてたし、その横で俺は泣いた(これは嘘)

このライブは間違いなく伝説になったし、そこに立ち会えたことにすごく喜びを感じた。そして今回のセットリストによってリリースしたベスト盤が間違いなく"ベスト盤"であることを証明したと思う。

こりゃ、20周年目の活動にも注目だな。だけど、その前にまずはマニヘブツアー、11月3日の名古屋楽しみにしています。野音のライブを経てどんなセットリストになるかすごく楽しみ。

 

「KYO-MEIワンマンライブ」〜第三回夕焼け目撃者〜
1.閉ざされた世界
2.シリウス
3.声
4.ひょうひょうと
5.晩秋
6.コワレモノ
7.扉
8.アカイヤミ
9.罠
10.その先へ
11.枝
12.美しい名前
13.あなたが待ってる
14.覚醒
15.孤独を繋いで
16.コバルトブルー
17.シンフォニア


En1.何処へ行く
En2.グローリア
En3.刃


WEn.無限の荒野

 

以上、ライブレポでした〜。

【予想】THE BACK HORN 20171021日比谷野音セトリ

あくまで予想です。今(11時現在)名古屋から新幹線で向かってますが、雨が超心配。カッパも長靴も貼るカイロも買った。

1.レクイエム

2.声

3.ひょうひょうと

4.赤眼の路上

5.ファイティングマンブルース

6.冬のミルク

7.悪人

8.野生の太陽

9.ジョーカー

10.晩秋

11.美しい名前

12.枝

13.戦う君よ

14.シンフォニア

15.コバルトブルー

16.グローリア

17.世界中に花束を

EN1.泣いている人

EN2.無限の荒野

 

野音といえばレクイエムは欠かせないでしょう。二度あることは三度あれ。という始まり。ベスト2に収録されていないのが心配だが。続いて声。ベスト盤にも収録されていて序盤にやりがちだから。そして、ひょうひょうと。ファン待望のベスト盤収録曲。マニヘブでも上位にあったし。

 1〜3曲目はレギュラーチューニングでのスタートなので、半音下げチューニングスタートだとしたら、1.その先へ2.戦う君よ3.魂のアリバイみたいなも激アツだな。

 ベスト盤収録なしの心臓オーケストラや太陽の中の生活からも数曲やって欲しいところ。ブラックホールバースデイとか涙がこぼれたらみたいなシングル曲もいいよね。

 

なんか、全体的にベスト盤収録の当たり障りない予想になってしまったな。予想はしてみるが最終的にはどの曲が来ても嬉しい。雨に負けないようにがんばる。

20110723THE BACK HORN 日比谷野外音楽堂

第2回夕焼け目撃者のレポをmixi日記より転載しました。震災後のライブで、栄純の「日本人、やられっぱなしじゃねーぞ!!」っていうMCが印象的だった。〜

1.レクイエム
2.蛍
3.涙がこぼれたら(いつものつなぎ、スラップがちょっとヴァージョンアップ?)

MC(マツ「無事に開かられまして(カミカミ)」)

4.アポトーシス(2番から走った?光舟辛そう…)
5.セレナーデ
6.羽衣
7.舞姫(つなぎがかっこいい)
8.ジョーカー
9.墓石フィーバー(将司、栄純の絵を指して「絵じゃないか」)

MC(「絵じゃないか」と指されビビったことをマツ、報告。将司「(マツは)絵みてぇなもんだもんな」。栄純、絵について説明。日本神話からネタを持ってきたとか。マツから「岡峰さん、なんかないすか?」光舟、困る。)

10.何もない世界
11.水芭蕉
12.夢の花(栄純、高音ハモリ。将司をフォローか?)

MC(マツ「後半戦も行きますよ」)

13.覚醒
真夜中のライオン(イントロリフ、将司「おぉぉぉぉぉぉ!!!」)
14.コバルトブルー
15.戦う君よ

MC(将司の中身のないMC、救急車が響き渡り場内爆笑。)

16.世界中に花束を

EN
MC(リリースのないツアー開催報告!)
17.光の結晶
18.無限の荒野


栄純側だったからか分からんけど、将司が曲中になに言ってるか分からんことが多々あった(笑)
しかしまぁ途中マニヘブ状態はすばらしい。
何もない~水芭蕉とか太陽のプロミネンスのデジャヴ(笑)
真夜中、セレナーデ、墓石がみれてよかった!!
蛍、覚醒はたまらん。
これだけでも圧巻。

羽衣って人気ねぇのかな?一番変態ベースなのに(笑)
罠、ブラックホールとかサニーが外されてるのが逆に新鮮だった、そんなライブ。

ちふれの曲(クリオネ?)はいつ聴けるんだ!!!

そういえば物販で例のごとくTシャツ買ったとき雨が降り出した。

さすが将司と思った(笑)

まさかの降水確率30%が当たってしまうのにビビり、コンビニでポンチョ買った(笑)

降らなかった。

20170625 9mm Parabellum Bullet@日本特殊陶業市民会館

9mmの超名盤「BABEL」を引っさげたツアー、TOUR OF BABEL 」に行ってきました。

 

最近は基本的にはグッズを買わない、を信条にしていますのでガチャガチャを2回だけ引きました。

 

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初めて観るサポート三橋さんのバッヂが当たりました。最初は「なんだよ〜」とか思ってましたけど、ライブ観たら超カッコよくて、「こりゃ当たりだわ」に変わりました。HERE、すごくカッコよかったです。(9mmを久しく観てなかったので、武田さんサポートも初めて観た)

 

本編は2部構成+アンコールでした。

1部は「LIVE OF BABEL」と銘打って、BABELを一曲目から再現していました。しかもMCなしのぶっ通し。

滝さんのギター(タッピング等)やコーラスも同期(音源を同時再生)させていて、存在感がありました。当の本人は関係者席でノリノリで聴いてたそうです。(卓郎談)

開演はいつものSEではなく、ホールらしくブザー音での登場。

ロンググッドバイのタッピング、Story of Gloryではコーラスが、I.C.R.Aもギターソロが同期されていた。あと、ギターノイズとか。ガラスの街のアリス、眠り姫は同期はなかった気がする。

火の鳥でスモークを焚きすぎたあまりカズ中村が雲隠れしたり、変拍子のため間奏後の歌い出しを一拍間違えてしまっていて、なかなか緊張感のある再現だった。

Everyone〜(エビワン)では、コーラスが同期されている上に、ちひろも珍しくコーラスに参加していた。

バベルのこどもたちの卓郎バッキングはレスポールの気持ちいい音が最高だよね。ちひろ側で見ていたから複雑なリズムが間近で見られてよかった。

ホワイトアウトではミラーボールが登場して会場からもざわめきがあり、歌謡感がより一層あった。

それからは本当に圧巻だったな。これは9mmにしか歌えないよ。どんな未来が待ち受けていても私はあなたと苦しみたい、乗り越えたい。なんて今の9mmの境遇を歌っているのかな、と勘ぐったり。

 

2部は、「OUTSIDE OF BABEL」と銘打たれ、BABEL以外の曲を披露していた。ここで、いつものSEが流れる。

サクリファイスから始まる。卓郎が滝さんパートのアルペジオを弾く。

The Revolutionary、ダークホースと続く。

 The Lightningのギターソロでは、HEREギター陣によるまさかのツインソロ。かっこよかった。

カズ中村がモニタースピーカーに座り込むとベースアルペジオのソロ、からの黒い森の旅人。意外なアレンジだった。

キャンドルの灯をの前のセッションでは、三橋さんのアドリブがかっこよかった。ブルージーなアレンジ。ここで心を完全に鷲掴みにされた。

 続いてインフェルノでは、卓郎がイントロのタッピングを弾いてた!かなりビビった。

 

…と、途中まで書いたけど、下書きを成仏させるために途中だけど投稿!(2017年10月21日)

 また思い出したら追記する!

 

以上、ライブレポでした〜。 

【ネタバレ注意】20171005THE BACK HORN@ササシマMUSIC BASE

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中京テレビにて月1回放映されているササシマMUSIC BASEの収録に行ってきました。中京テレビの新社屋に初めて行った。というより前の社屋に行ったことないんだけどね。大徳さんとかも同じスタジオでやってるのかなぁ〜。行ってみたいなぁ。

ついでに本日開業のグローバルゲートにも寄った。こんな洒落た建物が名古屋にできたのは初めてなんじゃないかって感じ。

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フォトジェニックな感じですな。

 

収録は3組あって、一人一人にペットボトルの水が用意されてた。控え室にカバン等の大荷物は置いていくことになりますので注意。入場時に整理番号券が配られて収録中に各バンドにつき2人にグッズとサイン入りの福袋抽選会があった。

 

THE BACK HORNのセットリストはこんな感じです。

1.孤独を繋いで
2.コバルトブルー
3.美しい名前
4.グローリア

少ない曲数でしたが、「1曲入魂」の気持ちがガンガンに伝わってきてとても良かった。

美しい名前では、岡峰さんがイヤモニしてテンポを確認してました。真新しいところで言えば、そんな感じっ!

オンエアが楽しみですな。10月21日だそうです。その日は日比谷野音に行くから、オンタイムで観れないんだなぁ〜。まぁ、録画します。

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以上、収録レポでした〜。

 

 

 

20161013 内田勘太郎 今池TOKUZO

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珍しく、ブルースのライブに行ってきました。

 「ナゴヤ事始め 其ノ十八」

 

…というのもゲストが敬愛するお二人だった(THE BACK HORN菅波栄純岡峰光舟)だったので。ミーハーですみません。東京、大阪ではこのセッションが行われていてすごく羨ましかったので、今回休みを取ってゆっくり参加できて良かったです。

 

1.far from Misisippi 

2.Wolf

立て続けに2曲披露。インストなので、つなぎ目がなかなかわかりませんでしたが笑(内田さん本人も自虐してた)頭からお得意のスライドバー炸裂でした。

 

 

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…というところまで帰りの電車で書いたのですが、下書きのまま1年が経とうとするので、成仏させるために、セットリストだけ載せておきます。南無。

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光舟は自身のシグネチャーモデル5号機を使用、エフェクターは写真の端にも写っているSANSAMPのマルチを使用していました。オクターブ踏もうとしてファズってたのにビビった(本人もおそらく)。

栄純はsuhrのストラトモデル、KORGのクロマチックチューナー、この歪み使ってた。普段のボードには組み込んでないエフェクターな気がした。

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栄純の歌声が何曲か聴けてよかった。ええ声なんだよね。「親父が飲んだくれ〜」なんて替え歌してたり発売直後のwith youを栄純ボーカルで初聴きだったり。

ブルースかっこいいよなぁ〜ってなるライブでした。(適当な締め方)